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緊急連絡

8月7日(日)の定例住民集会は、コロナ第7波のまん延と猛暑予想のため中止します。

小畔川利用者の会

小畔川は御伊勢塚公園と小畔水鳥の郷公園にはさまれて、かすみ緑地公園地帯として市民の憩いの場となっています。両公園には広大な広場や池や水鳥の生息があって市民公園としてよく整備されています。その上に、小畔川では、水に入ったり、テントを張ったりすることができる娯楽の場として市民の楽しみを増幅しています。

当利用者の会が対象に考えているのは、お伊勢橋から下流の東上線鉄橋までの「かすみゾーン」です。このかすみゾーンは、よく整備されて水深が一定のため子どもが安心して水に入れるので、子どもたちが自由に川の中に入って、魚すくいや魚釣りをすることができます。一方、河川敷には散歩道やコミュニティ広場が設けられており、テントを張ってバーべキユーをしたりして楽しむことができます。

高橋の手前のコミュニティ広場は、住民の自由な集いに利用できますが、それだけでなく野外劇場として、音楽会や演劇さらには市民や学校の部活の発表会場として利用することができます。右岸の広場には観客席用スタンドがあり、対岸の堤防の壁には壁画が埋め込まれていて舞台の背景をなしています。

さて、本年度小畔川利用者の会は、毎月第1日曜日午前中にこあぜ親水広場(かすみ運動公園隣)で住民集会を開いています。9時に集まって、みんなでゴミ拾いをします。9時半から広場や川道や河川敷を利用して、音楽やダンスなどの公民館活動や学校の部活の発表会を行います。古本や古着効果のバザーなどコミュニケーション活動を展開します。

小畔川「かすみゾーン」は川幅も適当で、橋や飛び石で対岸に渡れるため自分の庭園のような感覚で利用できます。「小畔ふるさと親水庭園」ということができます。この親水庭園をコミュニティ広場として、また野外劇場として効果的に利用して地域住民の癒しに活用したいものです。

小畔川利用者の会とは、小畔ふるさと親水庭園プロジェクトを推進する住民の会です。

小畔ふるさと親水庭園プロジェクト

川越市の西部を入間川と並行して流れる小畔川は、宮沢湖に源を発し、関越自動車道、お伊勢橋、高橋、吉田橋、東上線鉄橋の下をくぐって、最後に越辺川・荒川に合流します。

東上線より上流は埼玉県の管轄区域(東上線より下流は国土交通省)で、川越県土整備事務所が治水や環境整備に当たっています。お伊勢橋から吉田橋まで護岸工事がしっかり行なわれて、水辺に遊歩道が整備され、途中に小畔親水広場もあります。

川の水は透明で水質検査に合格し、コイやフナを含め様々な水生生物が生息しています。この水と緑の豊かな自然を備えた小畔川は、近隣の住民が朝晩散歩をしたり、魚釣りをしたりして、自分の庭のように愛しんいます。

5月の連休の頃やお盆の頃には、住民たちが河原にテントを張ってバーべキューをやったり、子どもたちが水遊びをしたりして楽しんでいます。今年の初めには、親水広場~吉田橋の間の護岸と河川敷の整備が行われて、住民が何不自由なく散策でき、夏場に心配なく子どもたちが水遊びができるようになりました(注1)。

問題があるとすれば、小畔川を常時利用している住民と、小畔川の管理を行なっている川越県土整備事務所との間に、直接情報交流がないことです。このため、住民は県土整備事務所がどういう方針で小畔川を管理しているのかわからないし、整備事務所は住民たちが自分たちの方針にどういう意見を持っているのか知りません。しかも、住民は、小畔川は国(や県)の物で自分たちは利用させてもらっている、借りているという意識をもっています。その一方、県の整備事務所の方は、住民の側で知りたいことがあればHPを見てくれればよいはずというお役人意識が抜けず、自分たちの給料が住民の税金で賄われているため納税者に対して報告義務があることを忘れています(注2)。

住民と県土整備事務所の間に立って、両者の意思疎通をはかる役割を果たす組織が必要です。このため我々一部の住民が発起人となって、小畔川利用者である住民と県土整備事務所との間にホットラインを結ぶことを考えて、2020年にプロジェクトチームを作りました(注3)。

このプロジェクトは、「小畔ふるさと親水庭園プロジェクト」という名称で、プロジェクトチーム企画メンバーは、2021年度から本格的活動を開始することを目指しましたが、コロナ感染症の影響を受けてさらに1年活動開催が遅れました。そのような経緯がありましたが、大分コロナ感染症の影響も弱くなってきましたので、この度いよいよ小畔川利用者の会の本格的活動を開始することになりました。

注1

小畔川は想像を上回る相当の潜在的利用価値があります。隣接する御伊勢塚公園や水鳥の郷公園はよく整備された立派な公園ですが、池の中に入るとか、魚を釣るとか、テントを張るといったことはできません。それに対し、小畔川では水の中に入ることもテントを張ることもできますし、魚を取ることもできます。この利用の自由度から様々な娯楽や教養の機会が生まれるはずです。

注2

川越県県土整備事務所の役割は、治水、防水、環境整備ということで、小畔川のハードウエアの管理です。住民の私たちは50年前の小畔川を知っています。雑草の中を見えかくれしながら水が流れる程度の小川でした。ところが驚くべきことに、その後のわが国の高度成長による潤沢な予算を使って、堅固な護岸工事と広い河川敷を装備する立派な一級河川が出来上がりました。この貴重な遺産をもっと有効に利用するための小畔川ソフトウエアの開発は、住民のイニシアティブによって実行することにあり、現在の我々住民の役目だと考えます。

注3

学校の社会科の教科書に載っていますが、地域社会には、市役所のような行政組織があり、その対極に市民・住民という個人の層があります。両者の中間に会社やNPOなどの共同体があり、この関係は「公―共―私」となります。この共の役割を果たすのが会社やNPOで、NPOは営利企業と違って、利益に完成なく社会的な課題を解決するために働く社会貢献組織です。本来、小畔川を守る会が果たすべき役割です。

小畔川利用者の会 活動計画

小畔川利用者の会 集会のご案内

集合場所は、かほく運動公園の川沿い

第1回集会

2022年5月1日(日)午前9時~10時

第2回集会

2022年6月5日(日)午前9時~12時

第3回集会

2022年7月2日(日)午前9時~12時

第4回集会以降

毎月第1日曜日午前9時~12時

場所

こあぜ親水広場(かすみ運動公園隣接)

活動内容

 9時~9時30分 みんなでゴミ拾い、ゴミ袋を持参してご参加ください。

 9時30分~12時 自由にコミュニティ活動展開

参加者

小畔川利用者ならどなたでも

第1回集会を終えて

場所:小畔川親水広場(かすみ運動公園隣接)

日時:5月1日(日曜日)午前9時~10時の間

内容:今後の活動方針につき相談したいと考えています。

報告

臨時代表 酒井一郎